クック諸島

クック諸島の国旗
首都アバルア
言語クック諸島マオリ語、英語
人口13,572人
面積237km²

解説

南太平洋ポリネシアにある24の珊瑚環礁と火山島からなる、人口1万余の島国。

ニュージーランドと自由連合を締結し、国民は自動的にニュージーランド国籍をも有する。軍事および外交上の最終責任はニュージーランドが保有するが、同国に干渉されることなく通常の主権国家と同等の内政運営を行い、ニュージーランド政府の事前承認を経ずに独自の外交をも行っている。未だ国家として承認する国は少ないが、2001年以降、クック諸島は諸外国との外交関係の樹立を積極化させている。

他方、南太平洋との関係強化を図ろうとする日本は2011年3月25日にクック諸島を国家として承認し、同年6月の首相夫妻来日を機に、実務レベルでの外交関係を開設した。2013年1月1日現在、国連加盟国中、日本を含む31か国とバチカン、EU(欧州連合)と外交関係を樹立している。国旗のデザインは太平洋諸国のイギリスの元植民地によく見られる、左上(カントン)に英国旗を置くブルー・エンサイン。15個の星はクック諸島を構成する主要な15の島を表している。