トルクメニスタン

トルクメニスタンの国旗
首都アシガバート
言語トルクメン語
人口5,110,000人(2008)
面積488,100km²

解説

カスピ海の東岸に位置し、南部国境はイランとアフガニスタンに接する。

国土の90%がカラコルム砂漠。

トルコ系のイスラム教徒の国。

1881年以来、ロシアの支配下にあり、1917年のロシア革命をへてソ連に組み入れられた。

1991年12月のソ連崩壊に前後して、連邦に加盟していた15の共和国は次々と国旗を変更していき、1992年、トルクメニスタンも民族色豊かなこの国旗を採用した。

ソ連時代には、1924年10月に採択した赤青赤の横三色旗で、青のさらに中央に細い赤い横線が入り、槌と鎌のしるしという社会主義色の濃い旗だった。

連邦崩壊直後は、その旗から槌と鎌を取り除いた旗を使用した。

イスラムの国であることを表わす緑地に三日月と星、そして主要民族であるテケ、エルサル、ヨムド、ギョクレン、サロル5族の象徴である、それぞれの絨毯を描いたこの旗は、世界で最も複雑なデザインの国旗といえよう。

加えて、トルクメニスタンは永世中立国を目指し、これは1995年の国連総会で承認されるや、これを記念し、97年に、5つの紋章の下にさらに国連旗にあるオリーブを枝を付け加えた。

2001年には国旗の縦横比をそれまでの1:2から2:3として、絨毯の模様が一層、強調されるようになった。