バヌアツ共和国

バヌアツ共和国の国旗
首都ポートビラ
言語ビスラマ語、英語、フランス語
人口240,000人(2008)
面積12,200km²

解説

南太平洋上にあり、パプアニューギニアの南西、オーストラリアの東方、フィジーの西に位置する島国。

1606年にスペインの探検家キロスが来島し、1774年にはイギリスのクックが上陸してニューヘブリデス諸島と命名した。

1906年にイギリスとフランスの共同統治下におかれたが、1980年に独立。

国旗はこの年に制定された。

赤は太陽、緑は豊かな森林で覆われた国土、黒は国民、黄色は豊かさを表わす。

2枚の木の葉は国民の団結を表わし、ブタの牙は国富の象徴とされている。

また、2枚の葉には39の鋸歯があり、国旗制定時の国会議員の数を表わすという。

国旗に4色を用いるのは、1970年代以降に独立したカリブ海や南太平洋諸国に見られる新しい傾向である。

これは国の数が増えたため、限られた色数ではデザイン的に限界になったということが一因。