ベネズエラ・ボリバル共和国の旗

ベネズエラ・ボリバル共和国

首都 カラカス 言語 スペイン語
人口 28,583,000人(2008) 面積 916,445km²

ナポレオンが勢力を伸張している間、欧州諸国は本国のことで精一杯という仕儀となり、中南米の経営は自ずから手薄になった。

そうした事情から多くの地域で独立が企図され、優れたリーダーがそろっていたこともあり、多くが独立を達成した。

ベネズエラの国旗はそうした中で、スペインからの独立の指導者フランシスコ・デ・ミランダが1806年に考案し、発表したデザインがベース。

独立した1811年に国旗となり、グラン・コロンビアとして連邦を構成していたエクアドル、コロンビアの国旗にも受け継がれて行った。

近年、革新的政策を相次いで打ち出すチャベス大統領が2005年11月に発案したことに基づき、翌年3月7日にベネズエラ国会で「ベネズエラ・ボリバル共和国国旗・国歌・紋章法」が成立し、それまでのデザインから2点が変更された。

すなわち、8つ目の星が加えられたことと、紋章の馬の頭が右向きで振り返っていたのを、左向きで正面を見る姿にしたことである。

同法改正は前年11月にチャベス大統領により提案された。チャベス大統領は、それまでの紋章の馬に関し、「急に立ち止まらされ、振り向かされている。

これはベネズエラの馬ではなく、帝国の馬である」と述べ、「この馬では主体性を持たない」と指摘し、「前向きで解き放たれたものへ変更すべきだ」と主張した。

また、星に関しては、1811年の独立宣言時の7州を象徴する7つの星に、「1817年の独立戦争終結時までは統合されていたガイアナ地域(現在のアマソナス、ボリバル及びデルタ・アマクロの3州=エセキボ地区)を含めるべきだ」と同じく独立の指導者だったシモン・ボリバルが「8番目の星の導入を主張した」という歴史的経緯に基づくものである」と説明した。

黄色と赤はスペインの国旗に由来するとともに黄色は黄金に富む新大陸、青は大西洋、赤は勇気を表す。

もっとも、この美しくも複雑な紋章の入ったものは、ほとんど政府・公用の国旗として用いられ、8つの星だけで、エクアドルやコロンビアの国旗と区別できることもあり、国民が国内で使用する場合には紋章のないデザインのものを使うのが普通である。

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