マーシャル諸島共和国

マーシャル諸島共和国の国旗
首都マジュロ
言語マーシャル語、英語
人口61,963人(2005)
面積181km²

解説

1521年、マゼランがフィリピンに向かう途中に来島して以来、スペイン、ドイツの領土となり、第一次世界大戦で日本軍が侵攻、戦後、委任統治領となった。

第二次世界大戦後はアメリカの信託統治領となった。

ビキニ、エニウェトクの両環礁は、かつてアメリカの核実験場として世界に知られた。

1982年、アメリカに安全保障と経済援助を委託し、外交と内政を自前で行う自由連合協定を結び、1986年10月、同協定の発効により、事実上、独立国となり、その年に国旗を制定。

1990年12月、国連安保理の決議でアメリカの信託統治は正式に終結した。

国旗の24の光芒を持つ星はこの国の24の行政区を示し、4本の長い光線はキリスト教の十字架を、白は平和を、オレンジ色は勇気を表わし、両者で赤道を表し、星の位置が赤道の少し北にある国であることを示している。

また、白はマーシャル語で日の出を表すラタク列島を、オレンジ色は同じく日の入りを表すラリク列島を表す。

白の斜線で国が次第に発展していくことを表現している。

国旗のデザインは50の公募作品から、大酋長出身で初代大統領として17年間もその地位にあったのアマタ・カブアのエムライン・カブア夫人によるものが選定された。