ウズベキスタン共和国

ウズベキスタン共和国の国旗
首都タシュケント
言語ウズベク語
人口27,488,000人(2008)
面積447,400km²

解説

アラル海岸を北端とし、南西に長く伸び、その東端にあるタシケントを首都とするイスラムの国。

隣接する5か国が全部内陸国、つまりこの国は内陸国に囲まれてその中央に位置する内陸国である。

これすなわち、中央アジアの交通の要衝であり、13世紀にはモンゴル帝国の、ついで14世紀にはチムール帝国の支配するところとなった。

チムール帝国の首都サマルカンドは今、観光の名所となって世界中からの観光客を迎えている。

タシケントは19世紀にロシアの中央アジア経営の拠点となった。

1924年10月、ソ連に正式加盟し、国旗は上下が赤、中央が細い白線で仕切られた青い帯で、槌と鎌のしるしをつけた旗となった。

1991年8月のモスクワでのクーデター未遂事件直後に独立を宣し、11月18日、現在の国旗を制定した。

イスラム教国であることを三日月と星が示している。星は右揃えの3列で、上から3、4、5個の計12個。

完全な調和を示し、チムール帝国時代にウズグベク天文台を中心にこの地方で天文学が発達したことを思わせる。

青白緑は空と国土と農業を表わし、赤は国を守る決意を示す。