モーリシャス共和国

モーリシャス共和国の国旗
首都ポートルイス
言語英語、フランス語、クレオール語
人口1,288,000人(2008)
面積2,040km²

解説

インド洋上、マダガスカル島の東に浮かぶ島国。

モーリシャス島、ロドリゲス島などから成る。

フランスの領土だったが、1814年、ウィーン会議でイギリスに割譲された。

先住民はなく、今日ではインド系の住民が2/3を占めるが、フランスやアフリカ大陸からの移住者とその混血も多く、中国系も3%を越える。

英語とフランス語が併用される珍しい国である。

国旗は1968年、イギリス連邦の一員として独立した時に制定。

他に類例のない横4色旗のデザインで、この国の国民を構成するインド人、ヨーロッパ人、アフリカ人、中国人を表わし、その融和と協調を象徴している。

赤が独立闘争で流された血と愛国心、青がインド洋、黄色が太陽と輝ける未来、緑が農業(サトウキビが主)を表わす。

砂糖の生産、輸出加工区による製造業と観光で、1人当たりGDPが7740ドル(2010年、世銀統計)におよび、周辺諸国より抜きんでている。