エジプト・アラブ共和国の旗

エジプト・アラブ共和国

首都 カイロ 言語 アラビア語
人口 82,999,000人(2008) 面積 1,001,450km²

政治の変化とともにしばしば改定された旗のひとつ。

第一次世界大戦が始まると、イギリスはこの戦略上の要地を支配下におき、戦後の1922年に形式上、独立国の対面を持たせ王国としたが、実際は支配力をいっそう強めていった。

王制時代の国旗は緑の地に、白で三日月と3つの星を描いたものだった。

1953年、後のナセル大統領ら自由将校団によるクーデターで王制が倒れて国旗が変更となり、その共和国が1958年にシリアと合併してアラブ連合共和国となった時、現在の国旗の原形ともいうべき、赤白黒の横三色旗の中央に緑の星を2つ並べたものとなった。

1961年、同連合は解消となったが、シリアは今でもその当時の国旗を用いている。

1971年、国名が変更された時、現在の国旗に「クライシュ族の鷹」といわれる右向きの鳥が描かれ、84年に、現在の左向きの「サラディンの鷲」変わった。

中央の金色のワシの紋章には国名をアラビア語で書いたリボンがついている。

1981年、第4代大統領にホスニ・ムバラクが就任、爾来、約30年にわたって独裁体制を築いた。

その親米・親イスラエル路線が欧米諸国に好意的に評価されたために見逃されてきたが世界屈指の独裁国家だった。

2011年9月に大統領選が予定されていたが、チュニジアの政変が引き金となり、2011年1月に国内が騒乱状態となり、2月11日、ムバラクは国民の突き上げで追放された。

現在の国旗はそのムバラクによって改訂されたものであるため、政局が安定すれば変更される可能性が大きいと言わざるを得ない。

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