オランダ王国

オランダ王国の国旗
首都アムステルダム、デン・ハーグ
言語オランダ語
人口16,592,000人(2008)
面積41,526km²

解説

16世紀後半、支配者スペインに対し、オラニエ公ウィレム(英語ではオレンジ公ウィリアム)らの指導の下に独立運動を起こした。

その時の軍服はオレンジと白と青の3色で、ウィレムもこの3色の旗を用いた。

オラニエ家の紋章である〈青地に、オレンジ色の房紐で飾られた白い角笛〉に由来。

やがて、オレンジが赤に変えられていった。ナポレオンによる支配の間、この旗は一時途絶えたが、1813年に復活。

ウィーン会議の結果、オラニエ家による王国となり、国民は王家を慕ってオレンジ白青の旗を掲げる人たちもいれば、赤白青の旗を掲げる人たちもいた。

1937年、勅令が出されて、国旗は赤白青の横三色旗と確定したが、今もって、オラニエ家に対する特別の思慕を持つ人々の間では、赤の代わりにオレンジを用いた旗が使われている。