アメリカ連合(南軍)の掲げた旗③ – 影響を受けた州旗が今でも

ジョージア州では1955年、州旗が南軍旗を含むデザイン(左側は青地に銀色の州章、右いっぱいに正方形の南軍旗)に変更され翌年採用された。これは多くの議論を呼び、2001年1月、新しいデザインが採用された。新しいデザインは青地に州章を金色で真中に配し、歴代の州旗を下に並べ、南軍旗の歴史的重要性を認識することを目的としながらも、実際には南軍旗をあしらった旧州旗は下の方に小さく描かれ目立たなくされていた。2002年、州の投票者の巻き返しがおき、当時の知事はこの問題で選挙に敗れ、1870年代以来始めて共和党の州知事が誕生した。2003年、州旗をめぐる議論がまだ続いていたため、州旗は再度デザインされなおした。今度の州旗は南軍旗の図柄を一切残さなかったかわり、アメリカ連合国の最初の国旗、『スターズ・アンド・バーズ』を適用したものだった。(赤、白、赤の横三色旗に、左上に青地を配している。ただし、青地の中は金色の州章。)2004年、今と前の2つの州旗のうちどちらがいいか州民投票が行われた。しかし、投票対象からは1956年からの南軍旗をあしらった州旗は除かれている。


ジョージア州の州旗

アメリカ連合の国旗

ミシシッピ州の州旗

南軍の陸軍旗

「ミシシッピ州では1894年、州旗の一部に南軍旗があしらわれたが、以後奇妙な事態が発生した。1906年、州旗法は新しい州法典のミスから省略されてしまい、ミシシッピ州には公式な旗が存在しない事態になった。この省略は1993年、全国有色人種向上協会 (NAACP) が州旗に関して起こした訴訟で州最高裁が再審するまで判明しなかった。2000年、州知事はこの旗を公式に州旗とする命令を出した。さらに議論のあと決定は州民の側に戻され、2001年4月17日の州民投票で南軍旗をあしらった旗を州旗にし続ける結果となった」(ウィキペディア)。


フロリダ州旗

アラバマ州旗

  


アーカンソー州の州旗

ミズーリ州の州旗

テネシー州の州旗

テキサス州の旗

ほかにもフロリダ州やアラバマ州の州旗は赤いX字型を含み、南軍旗の青いX型十字の名残りと見ることが出来よう。アーカンソー、ミズーリ、テネシー、テキサスの各州旗も、こうして見るとアメリカ連合の国旗や南軍旗との類似性を感じさせるものがあるといえよう。

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