国旗のある風景 – チャベス大統領の国旗好き

3月5日、首都カラカスで亡くなったウゴ・チャベス大統領。その政治運営については毀誉褒貶が大きいが、石油による豊富な資金を背景にキューバ、エクアドル、ボリビア、ニカラグアなど中南米の左派政権とのきずなを深め、愛国、抗米の路線を突っ走った。

いろいろ写真を見ているとほんとうに国旗が好きな人だったようだ。それだけ、強烈なナショナリズムで国民を引っ張って言ったということだろう。

2006年には国旗を変更した。星の数を1個増やして8つにしたが、それは今では独立国ガイアナとなった地域を含んでいるものだった。また、紋章の中にあった“見返り白馬”については「常に前進あるのみ」として進行方向へ向きを変えた。

それでも昨年秋の4選目は苦労した。そして一応当選はしたがそのまま闘病生活に入った。

柩はもちろん国旗で覆われ、200万人もが遺体を安置している陸軍士官学校へと列を成した。


生前のウゴ・チャベス・ベネズエラ大統領

享年58というのはいかにも若い。よくも悪くも一世風靡。
このあと愛用した真っ赤なベレー帽が載せられたと報じられている。

2012年秋の4選を目指した大統領選挙で。

議会で演説するチャベス大統領。

2選目の大統領選でまだ7つ星の国旗(紋章なし)を負って応援する支持者たち。このあと星は8つになった。国内で一般の人が国旗を使用する場合はしばしば紋章は省かれる。しかし、今回の葬列では衛星放送で見る限り、民間の参列者もほとんどが紋章付の旗を振っている。
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