星の数が実際の州の数と一致しない国旗

世界の国旗の中にはデザインの中の数と実際の構成州(県、藩王国)の数とが一致していない国旗がいくつかある。

マレーシア、ボリビア、ベネズエラがその典型である。


13州だが14光芒の星と14条のあるマレーシア国旗

マレーシアは、ジョホール、クダ、クランタン、ムラカ(マラッカ)、ヌグリ・スンビラン、パハン、ペナン、ペラ、プルリス、スランゴール(セランゴール)、トレンガヌ、サバ、サラワクの13州から成っている、立憲君主制の連邦国家だ。

1963年 シンガポール、イギリス保護国北ボルネオ、イギリス領サラワクがマラヤ連邦と統合し、独立国家としてのマレーシアが成立したが、65年 シンガポールが分離した。これによって連邦を構成する州の数は13となり、今日に至っている。

しかし、国旗には14本の光芒を持つ星と、紅白の14本の条。米国の「星条旗」とトルコを初めとするイスラム教徒の多い国家の国旗の影響を受けた意匠。

14という数についての説明としては1974年に首都クアラルンプールが連邦直轄地となったため、13州と首都で14本ということになったと追加的解釈が行われている。

国王は、世界でも珍しい世襲ではなく選挙で選ばれ、かつ終身制ではない国王。13州の内9州にいるスルタン (首長) による互選で選出されることになっている。互選とはいえ、実質的には輪番制で、 任期は5年。内閣の補佐を受けて行政を担当する。


ボリビアの国旗

ボリビアの国章

10の星は、現在の9つの県と、南米の「太平洋戦争」で1879年にチリに占領され、1884年のバルパライソ条約で正式にチリに編入された。かつてのボリビア領土リトラル県を象徴している。リトラル県は銅と硝石の鉱山が豊富な地域である

この部分を失ったため、ボリビアは内陸国となったが、依然、海軍を保有して、「いつの日」かに供えている。

この地域の奪還を祈念して、久しく9つであった国旗の中の星が、2004年に10個に増やされた。


左は現在の8星のベネズエラ国旗

2006年に改訂されるまでの7星の国旗

ベネズエラの国旗の星は久しく7個であった。2006年、チェベス政見が突然、星を8個にし、白馬を前向きにするという国旗・国章の改訂を行った。8個目の星は「本来ベネズエラの領土である」ガイアナを表わすと説明されている。ガイアナの一部グアヤナ・エセキバは英領時代からベネズエラと領土紛争を繰り返していた。

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