秋は月、満月は国旗に12つ – 百人一首には12もの月の歌

世界の国旗の中で満月が登場するのはラオスとパラオ。三日月(または月齢25くらいの月)はイスラム諸国の国旗に出てきます。是非、探してみてください。何カ国あるかなぁ。


メコン川に浮ぶ月(ラオスの国旗)

太平洋に浮ぶ月(パラオの国旗)

ところで、月は日本でも古くから愛でられてきました。その証拠に「小倉百人一首」にはこんなにもたくさんの月が詠まれています。それどれが満月なのか、三日月なのか、それとも…。家族、友人・知人と相談するのもいいでしょうね。

安倍仲麻呂
天の原ふりさけみれば春日なる三笠の山に出でし月かも

素性法師
今来むといひしばかりに長月の有明の月を待ち出でつるかな

大江千里
月見ればちぢにものこそかなしけれわが身ひとつの秋にはあらねど

壬生忠岑
有明のつれなく見えしわかれより暁ばかり憂きものはなし

坂上是則
朝ぼらけ有明の月とみるまでに吉野の里に降れる白雪

清原深養父
夏の夜はまだ宵ながら明けぬるを雲のいづこに月やどるらむ

紫式部
めぐりあいて見しやそれともわかぬ間に雲隠れにし夜半の月かな

赤染衛門
やすらはで寝なましものをさ夜更けて傾くまでの月を見しかな

三条院
心にもあらでうき世に長らへば恋ひしかるべき夜半の月かな

左京大夫顕輔
秋風にたなびく雲の絶え間より洩れ出づる月の影のさやけさ

後徳大寺左大臣
ほととぎす鳴きつるかたをながむればただ有明の月ぞのこれる

西行法師
なげけとて月やはものを思はするかこち顔なるわが涙かな

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