「日の丸」の支援のあり方に思う


日本の国旗

ノーベル生理学・医学賞の受賞が決まった山中伸弥京大(またも京大!)教授、ホントに偉い人ってこういう人なんですね。中学から大学2年まで柔道に熱中し、ラグビーでも頑張り、マラソンも完走したというのです。しかも謙虚、すごいですね。


10月9日付の読売新聞社会面

もちろん受章が決まったのは、これまで手立てがなかった病気や怪我の治療に大きく道を開く「万能細胞」を作り出したことですが、10月8日の記者会見では、謙虚に「日本という国が受章した」「私は無名の研究者だった。日の丸のご支援がなかったら、すばらしい賞は受賞できなかった」と、なんども関係者への感謝の言葉を繰り返していました。その上、今後、「本当の意味で社会貢献をしたい」というのですから、脱帽し、拍手したいものです。

ところで、9日付の読売新聞は<「日の丸」支援に感謝 山中さんノーベル賞>との見出しを掲げています。

「日の丸」が日本全体という意味で用いられている好例かと思います。山中教授は昨年10月にはフルマラソンを完走して、研究費の募金をしたというのですから、もはや仰ぎ見るほかありません。ただ、この「日の丸」、これほどの人物に、こんな募金をさせなくてはいけないほど、研究費を助成できない国なのでしょうか?

さまざまな分野で、国からの助成金が大幅に削られています。しかし、「一番」を目指す人にはせめて潤沢な研究支援をしてほしいものです。

それにつけても思うのは、尖閣諸島を国有化するのに、予備費を支出したことです。何もそんな必要はありません。個人の所有だろうと、東京都の所有であろうと、日本政府は領土を保全し、防衛する義務があるのです。そんなことに20億円もの大金を使うなら…といろいろ考えてしまいます。

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