国旗のある風景40 – 北方領土での運動会


多楽島・古別の多楽尋常小学校での運動会

色丹島の斜古丹尋常小学校での運動会

北方領土返還運動に取り組んで40年、9月24日からまたウラジオストクで3回目の「東京・ウラジオストクフォーラム」という会議をしてきます。ユーラシア21研究所と安全保障問題研究会の共催で、沿海州行政府と沿海州議会がカウンターパートです。

それはともかく、戦前、歯舞群島の1つ多楽島・古別の多楽尋常小学校と色丹島・斜古丹尋常小学校での運動会のひとコマを映した写真を目にしました。

まさに、私が秋田の小学校で経験したことそのままの懐かしさです。

そしてそこには万国旗。カラー写真の時代ではないので、どこの国旗かは判別できませんが、昔は全国でこんな感じだったのでしょう。体の大きさと組体操の様子からして、もしかしたら多楽島のほうは、高等小学校の生徒かもしれませんね。

多楽島は歯舞群島の中で最も北に位置し、地形は平坦。戦前の人口は231世帯、1,457名。江戸時代から昆布漁やニシン漁が盛んで、命じになってからは放牧も行われていました。

他方、色丹島は面積255.12km²で、日本では13番目の大きさを持つ島。カニ、ニシン、サケの漁が盛んなところでした。戦前(1940年)の人口は1,499人というから、多楽島とほぼ同じ。転園の良港・穴間があります。穴間はロシア語でクラブザボーツコエ(蟹工場)と呼ばれるほど、戦後もカニの水揚げが多かったところです。

歯舞・色丹はもとより、国後・択捉もまったく同じ法的・歴史的に日本固有の領土です。

万国旗を掲げたこんな運動会の光景、かならず取り戻しましょう。

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