「日の丸」の意味するところ


日本の国旗

日本の国旗「日の丸(日章旗)」が何を象徴しているかについては、別に法律で決まっているわけではありません。なんとなく日の出の時の太陽、昇る太陽とみんなが思いつつ、誰も特に異を唱えずに、納得している様子です。でも、世界的には、Rising Sun Flagと呼ばれていますから、それなら「日昇旗」といったほうがいいのかもしれません。

そこで、何か多少は公式な説明はないかと探しましたが、戦前の尋常小学修身書(巻6)に「雪白の地に紅の日の丸をえがける我が国の国旗は、最もよく我が国号にかない、皇威の発揚、国運の隆昌さながら旭日昇天の勢いあるを思わしむ。さらに思えば、白地は我が国民の純正潔白なる性質を示し、日の丸は熱烈燃ゆるが如き愛国の至誠を表わすものというべきか」(引用は小池松次編著『修身・日本と世界』国際比較教育研究所)とあるくらいであり、これとて、当時の文部省が発行した国定教科書であるとしても、「旭日昇天の勢いあるを思わしむ」であって、「そうである」と規定しているわけではないでしょう。

しかし、実は、わが「日の丸」の最初の説明を、制定からわずか1年半後、政府首脳が演説しているのです。しかも、それは日本でではなく、サンフランシスコでのレセプションの中の挨拶でのことなのです。詳しくは、次回の、伊藤博文(1841~1909)の「日の丸演説」をごらんください。

伊藤博文の「日の丸演説」 – 補正①

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