国旗のある風景14 – ベトナムで反中デモ

最近、国旗を掲げてのデモ行進が世界各地で起こっています。日本では、尖閣諸島付近で中国の漁船が海上保安庁の巡視船に体当たりをして来たことに抗議した際に、「日の丸」を掲げたデモ行進が、東京・霞ヶ関付近で行われましたが、「アラブの春」でも、エジプトの先週の大統領選挙でも、シリアの反政府勢力も、そして中国への返還15年を迎えた香港でも国旗や、旧国旗を掲げている様子がテレビなどで映し出されています。


ベトナムの国旗「金星紅旗」を掲げたり、それをデザイン化したTシャツを着て反中国でもをするハノイの人たち。

この写真は、7月1日、ベトナムの首都ハノイで中国の南シナ海への「不当な進出」に抗議する人たちのデモです。参加者は100人と報道されていますが、それでも昨年8月以来のこととか、あの国では大変なこととして、世界に報道されました。

上の写真はNHKテレビの映像を撮影したものです。

中国の国有企業・中国海洋石油(CNOOC)が6月23日、ベトナムが主張するEEZ(排他的経済水域)の海域で、外国企業の資源開発を募る入札計画を発表したことに反発したものです。

デモ隊はハノイの中国大使館をめざして進みましたが、その数百メートル手間で警官隊に阻止され、そこで解散しました。そのあたりはいささか同じ一党独裁のベトナム(中国)式でも行進のようにも思えなくもないですが、2日付の読売新聞によれば、参加したある女性は「中国に対する怒りを表明することは、国民の義務だ」と語ったそうです。

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