月の物語


メコンに浮かぶ満月を描いたラオスの国旗

太平洋に映えるパラオの国旗

月が部屋を覗く
私の心を覗く

それがお前かい
それで良いのかい
質問責めだ

答えに窮して
頭をあげれば
月は素知らぬ顔

答えは我が内にある

これは2012年3月6日付産経新聞題字脇に掲載されている佐野あや子さん(63)という名古屋市瑞穂区にお住まいの方の「月」という詩です。選者は詩人の新川和江さん。

いい詩ですね。私は若い人の作品かと思っていましたが、失礼ながら結構な人生経験を積まれた方のものでした。それだけに、二度三度読めば読むほどに味わいがあります。

そしてこの月はやはり、満月がいいと思います。もし、そうでないなら、少し欠けたくらいの月。

国旗に満月が出てくるのは2つだけ。ラオスとパラオ。私も2つの国旗に向ってみると、

それがお前かい
それで良いのかい

と聞こえてきます。わが心の内に反問して、もう一度、答えを得たいと思います。

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