マリ北部・飢餓の中での「独立宣言」


マリの国旗

アザワド独立国の国旗としてMNLAが定めた旗

マリの国旗は交通信号と色の順番が同じ」などと呑気なことを言っていられない、緊迫さと干ばつによる飢餓が北部を送っているのです。

西アフリカ・マリの反政府勢力「アザワド解放国民運動(MNLA)」は今月初めまでに世界遺産の都市トンブクトゥを陥落させ、国の北半分を支配に置きました。

クーデターを起こした軍はまともな武器もなく、訓練も受けていないのに対し、MNLAはリビアでカダフィ政権側に加担した将兵が大半で、高性能の武器を持ち、重装備でもあるようです。加えて、イスラム過激派からの支援もあるのだとか。

そのMNLAは4月6日、アザワド共和国としてマリからの独立を宣言したのです。「おそらく国旗も採択されているでしょうが、まだ、判りません」と言っているうちに、新情報が入ってきました。アフリカ諸国に共通な赤黄緑と黒。国旗ができたから独立というわけにはゆかず、目下、旧宗主国フランスも承認を拒否しています。しかし、首都バマコが混乱している以上、国際的な調整が図られなければ秩序の回復は期待できません。

来週早々に開かれるであろう国連安保理やAU(アフリカ連合)がどうさばくか、注目されます。

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