スコットランドに留まらない欧州への余波① カタルーニャ

スコットランドの独立がもし決まったら、その影響は少なくとも欧州各地に飛ぶ。

すぐにでも注目されそうなのが、スペインから独立したいカタルーニャ自治州。1992年にオリンピックを開催したバルセロナその中心だ。同自治州政府が11月9日に独立に関する住民投票を実施すると発表している。


カタルーニャ独立を求めるデモ

カタルーニャはスペインで一番豊かな地方だ。経済規模は全土の約2割、独自の言語を持ち、オリンピックでもスペイン語とともにそれが公用語として認められた。

この地方の人たちにすれば、貧しいスペインの他の地方のために富を奪われている、犠牲になっているという感覚や意識が強い。州政府の調査によると、独立支持は45%で不支持の28%を大きく上回った。

但し、ロンドンとマドリッドは大違い。スペイン政府は分離反対・投票阻止。ラホイ首相は正論を吐く。「国家の主権に関わる独立問題は国民全体で決定すべし」「住民投票は違憲であり、強行するなら提訴する」という姿勢を貫いている。

これは国際法上、全く正しい。さもなくば、仮に、横浜の中華街で独立のための住民投票が行われ、「過半数の得票で独立。台湾と合併」、いや「中国と連邦」などとなりかねない。特定の島、例えば対馬に韓国人が大勢移り住んで同じことをやったとしても阻止できない。外国人への地方参政権の付与はそのあたりに危険と無理がある。

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