世界一大きな絵・世界遺産を前に描いたサウジの国章

札幌在住の畏友・大沼芳徳さんは定年で、この4月から転身しました。「新しい事務所(居候先)で半月が経過しました。皆様のおかげで快適な日々を送っています」という書き出しで、一安心。お花見はあと3週間くらいあとなのかなぁと、思いを巡らせています。


1950年以来のサウジアラビアの国章。通常は左を使用し、公式の場には右も使う。

Photo by Nao Anjo

この画像は、Earth Identity ProjectのHPに拠るものです。そのHPにはこれを製作している時の子どもたちの楽しそうな表情もたくさん出ていますので、是非、ご覧になってください。この写真についての説明文には、こうあります。

12月4日、サウジアラビア王国 唯一の世界遺産のあるアルウラのマダインサーレで、世界一大きな絵サウジアラビア2013を開催致しました。20校の小中学生500人の子ども達に20m四方の絵を描いてもらいました。2014年はサウジアラビアの5都市で、2015年は4都市で描き、さらに大きな世界一大きな絵サウジアラビアを作成する予定です。

大沼氏からの文章はこう続きます。

来年、日本とサウジアラビア王国の国交樹立60周年を記念して両国の園児・児童の絵をつなぎ合わせて巨大な一枚の絵にしようと準備を進めているNGOのお手伝いをしています。

http://earth-identity-project.com/web/

昨日は、子供の絵をつなぐ中心に両国、それぞれで国旗を配置ということでしたが、サウジは「国旗ではなく、図案化された植物(白地に緑で一色:先方の王様の提示だったそうです)」を20メートル四方のサイズで、子供たちの絵をその外側に30メートル四方で、合計50メートル四方の絵にする予定。

 

それを東京ドームで披露予定。最初、日の丸も20メートル四方でデザイン、という話でしたがそれは正規の2:3の比率、円は縦の5分の3での「日の丸」にすべきでは? と粘りに粘って、主宰の河原裕子さんにも納得してもらいました。

 

一緒に説得したのは、一度、吹浦さんにもお会いいただいたことのある「Sプロパティ」のS社長でした。

完成した巨大な絵は、来年の秋に東京ドームで披露ということです。

 

追伸:サウジの準備しているのは、国旗ではなく交流などで使うデザインされたもののようで「国交樹立50周年」の紹介HP(小泉首相当時)などで見られるもののようです。

この絵は、サウジアラビアの国章を描いたものです。日本でいえば「菊の御紋」のようなもの。したがって、国旗同様、尊重しなくてはいけません。

交差した2本のシミター(新月刀)の上に椰子の木です。2本の剣は、以前の国名である「ナジュード及びヘジャーズ王国」の二つの旧王国を表すというものや、サウジアラビアを建国したサウード家とワッハーブ家とを表すとも説明されています。椰子の木は農業・オアシス・生命力・成長を表し、2本の剣は正義や信仰に基づく活力とイスラムの教えに拠る守護を表すとされています。

「世界最大の絵」かどうかについては異論が出てくる可能性があります。国旗でももっと大きいのがいくつかありますし。

東京ドームでの披露というのはすごいですね。私はが主宰するユーラシア21研究所はすぐ近くですから、是非、拝見したいものです。お知らせくださり、ありがとうございました。

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