両陛下、琉球伝統芸能をご鑑賞

4月4日、東京・千駄ヶ谷の国立能楽堂で、沖縄県内の人間国宝5人ほかが琉球王朝時代からの歌や踊りなどを披露し、天皇皇后両陛下がご鑑賞された。


琉球王国の国旗
(1875年まで使用。1429年-1609年の間独立、1609年に薩摩藩の属国、1879年に日本へ併合)

琉球王国・琉球藩の最後の旗
(1872年に琉球藩の設置。1875年-1879年の間使用)

主催したのはこの催し「人間国宝 結ぶ御縁(むしぶぐぅいん)」実行委員会(久保田照子大会長)の主催によるもので、天皇陛下の傘寿を祝うという趣旨で開催された。全席無料招待客のみでいっぱい。経費は沖縄県内の企業や団体、個人が出し合った。

最高齢の出演者は島袋正雄さんの92歳。陛下が昨年1月の歌会始で、前年に訪れた同県の景勝地・万座毛(まんざもう)について詠んだ歌を、琉球風にアレンジして5人で披露した。

私は貴賓席で両陛下の間近だったのでよくわかるが、ご説明役の平田大一沖縄芸術文化振興会理事長の説明を熱心に聞かれ、二人とも率先して拍手され、お喜びになっておられるご様子だった。

館内ロビー(大広間)には他の二人の人間国宝が製作された紅型と芭蕉布の着物も展示され、久保田会長の案内に興味を示しておられた。

公演後、貴賓室で両陛下は人間国宝としばし懇談し、照喜名朝一(てるきなちょういち)さん(81)に「とてもよかった。楽しかったです」と話された。

私はいうならば実質的にこの実行委に在京代表のような形で協力させていただいた。


出演後、記者たちに囲まれる人間国宝の島袋正雄さん。
このあとの「打ち上げ」では感極まった様子だった。

   

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