韓国、1905年の万国旗に「太極旗」も

万国旗を飾るという風習、外国では必ずしも頻繁に見ることのできる例ではない。

昔、チェコスロバキアの郵便切手に紐に吊るされた万国旗を取り入れたものがあったが、ほかには韓国で見たことがあるくらいだ。韓国の場合はおそらく日本統治時代の風習がそのまま残っている例の1つだろう。もし、外国で万国旗を見ることがあれば、是非、写真を送ってほしい。


現在の韓国の国旗

注目すべきは、ウィキペディアに掲載されているこの写真。1905(明治38)年のソウルと釜山間を結んだ京釜線の開通祝賀会の様子。「京釜鉄道草梁事務所前の広場に紅白の幔幕を引き繞らし、万国旗・球燈等を張り渡し、正面に大緑門を設けて、開通式参列者を歓迎した」とあるが、その万国旗の中には韓国の国旗「太極旗」(テグキ)と思われる旗がある。草梁は釜山駅の起工地。この鉄道、大江卓、渋沢栄一をはじめとする、日本の資金と技術によって敷設されたもの。かつては満州まで当時、世界屈指の高速列車が走っていたが、戦後も韓国の努力で電化や複々線化が進み、韓国の基幹鉄道線となっている。当然のことだが、開通式ではそれなりに韓国(当時は「大韓」)に敬意を払っていたことが、この1つでも判ろう。

日本が韓国を34年余り併合・統治したことを全面肯定するつもりはないが、その後70年を経た昨今、韓国の対応ぶりには呆れるほかない。いずれバランスのとれた歴史教育があの国でも行われることを期待したい。

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