国旗のこんな掲揚法も

11月10日のこと、代々木の国立屋内競技場前を通ったら、折からNHK杯国際フィギュアスケート競技大会の真っ最中。男子は高橋、女子は浅田の順当な優勝で、ソチ五輪に向けて応援も一層熱が入っていたようでした。

ところで、会場の正面に、珍しい掲揚の仕方で参加選手の国旗がずらりと並んでいました。どこの国旗かお分かりですか?

左から3つ目が難問かも。グルジアの国旗です。グルジアは英語ではGeorgia、聖十字の白地に赤十字が大小5つ並んでいます。右端はスペイン。通常はこの中に紋章を付けます。この大会の場合は、他の国旗と紛らわしいわけでもなく、公的行事でもないので、なくてもいいというところです。

気になるのは、国旗掲揚塔の上部に旗を垂らす横棒がついていること。これでは無理に国旗を広げているようで、私の趣味には合いません。1964年の東京オリンピックでも、バレーボール、フェンシングといった室内競技では表彰式の国旗をどうするか、いろいろ検討しました。ポールのなかからコンプレッサーで送風してはためかせるという案もありましたが、ほとんど無風の屋内でそれはあまりに不自然というので止め、結局、上下する横棒に吊るすというやり方になり、その後のオリンピックもその方式を踏襲しています。

しかし、ここは屋外での掲揚です。このように固定した横棒に各国旗を吊るすというのは、これまたいかにも不自然な掲揚法ではないでしょうか? 2020年を前に、いろいろ研究が必要になりそうです。

  • amino

    同感です。はためく姿が文字通り自然で、観る者に安心感を与えてくれます。旗をアピールしたいという気持ちはわかりますが、旗からすれば、はた迷惑な話と察します。

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