国旗の尊重は国際的儀礼


オリンピックシンボル

日本の国旗

2004年のアテネ・オリンピックについて調べていたところこんな記事があった(一部略)。題して「アテネの日本と国旗・国歌」。良識的な意見の代表として紹介したい。

オリンピック発祥の地アテネに、「日の丸」は35回掲げられ、「君が代」が15回流れた。選手のユニフォームには「日の丸」がつけられ、会場では、「日の丸」の小旗が振られている。国民のほとんどが疑問の余地なく「国旗」を喜びを持って受け入れ、「国歌」を厳粛な気持ちで聞き入ったはずだ。オリンピックは、選手のみならず、応援している我々の中にも別格の感がある。

印象にのこる試合もたくさんある。「大変なことをしでかした」水泳女子自由形800Mの柴田選手の活躍、柔道阿武選手のオリンピック初勝利。「銅から20年かけて銀。あと20年かけて金を…」と言ったアーチェリーの山本選手。あげればきりがない。

長嶋JAPANは、「銅」メダルで有終の美を飾った。長嶋監督のもと全員が一丸となって目指した結果である。戦いの間ダッグアウトには、長嶋監督によって書き込まれた「3」が入った「日の丸」が掲げられていた。その国旗にある「FOR THE FLAG」の精神は、オリンピックだけではない。世界選手権をはじめ国際試合では、全ての選手がこのために、鍛錬し勝ち抜いて挑んでいる。

今月初め、中国でサッカー・アジアカップが開催された。それがどんな状態であったかは、ご存知の通りである。「反日」一色であった。「日本の国旗」は焼かれる、「日本の国歌」が流れるとブーイングの嵐であった。中国は自国の「愛国教育」の具として「反日」を使ったことが、今回の騒動を招いた。

他のアジアの国でも同様の傾向が見られ、避けて通れない歴史であることも事実ではある。しかし、国旗・国歌はその国の国民や伝統や文化といったものの象徴である。どこの国の国旗・国歌であろうが、敬意を払われることは常識である。すなわち、これは国際的な礼儀であるはずだ。

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