韓国国旗掲揚、国歌演奏認める 北、分断後初めて

まずは、産経新聞(9月7日付)に載った次の共同電をご覧ください。


現在の韓国の国旗

1945年10月、平壌で行われたソ連軍歓迎会で掲げられた「太極旗」

韓国統一省は6日、北朝鮮の首都平壌で12日から行われる重量挙げの国際大会で、韓国の国旗掲揚と国歌の演奏を許可する意向を北朝鮮が表明したと明らかにした。統一省によると、北朝鮮が許可するのは、第二次大戦終結後に南北が分断されて以降、初めて。米国との対話を目指す北朝鮮としては、韓国との融和ムードをつくり出す狙いもあるとみられる。北朝鮮は韓国選手団の身の安全も保証。統一省はこれを受け、選手ら韓国側の関係者計41人の訪朝を許可した。(ソウル 共同)

韓国統一省によると、北朝鮮はこれまで、国内で開かれる国際的なスポーツ大会でも韓国の国旗掲揚や国歌演奏を認めておらず、5年前のサッカー・ワールドカップアジア予選では、北朝鮮側が韓国の国旗掲揚などを拒否したことから、ピョンヤンではなく中国で南北の試合が行われたことがあるとのこと。

しかし、記事の中の「分断後、初めて」というのはやや史実と違う。「分断確定後、初めて」くらいが適当であろう。

というのは、終戦、すなわち朝鮮半島では光復(再独立)直後は、38度線以北でも今の韓国の国旗である「太極旗」が掲げられていたからだ。現に、ソ連軍歓迎式典でそれが掲揚された写真が残っている。

今回、重量挙げの国際大会で掲げられる韓国旗に北朝鮮の人たちがどんな感想を持つか知りたいものだ。

思い起こすのは、1990年代に「朝鮮の子どもにタマゴとバナナをおくる会」(三木睦子会長、私は実行委員長)が11回にわたり、例の万景号で新潟から、洪水罹災者のために物資を送った時のこと。北の担当者から、「made in ROK(韓国)と書いた段ボール入りのは困る」「たとえ小さくとも韓国の国旗が描かれたものは×」と言われたこと。会ではフィリピン産のバナナを新潟で蒸して黄色くし、福島産のタマゴを船内で茹でて届けた。

タマゴは物価の優等生。10万個を買うと1個9円。これがホントのキュウエン物資。おあとがよろしいようで。

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