東ティモール民主共和国

東ティモール民主共和国の国旗
首都ディリ
言語テトゥン語、ポルトガル語
人口1,133,000人(2010)
面積15,007km²

解説

アジアでの最新の独立国である東チモールは16世紀の初め以来、ポルトガルの支配を受けていたが、1975年にこの宗主国が撤退した時、FRETILIN(東ティモール独立革命戦線)が独立を宣言、この旗を採択されたが、これを認めない隣国インドネシアによる軍事侵攻と軍事支配により国内が混乱、国連の仲介により、1999年に住民投票が実施され、圧倒的多数の賛成で独立への道に向かった。
その後、2002年に正式に独立し、同年5月20日の独立記念式典でそれまで暫定統治をしていた国連旗に代わり、この旗が国旗として掲揚され、国際社会で承認された。

憲法によれば、星は「未来への希望の道を示す光」、黄色は「東チモールの歴史に記録された植民地主義」を、黒の三角形は「乗り越えなければならない反啓蒙主義」を、赤は「国民の解放への苦闘」を、白は平和を表すとされている。
解放勢力の2分により、2002年の独立達成時には国旗の採択で一時紛糾したが、最終的にこのデザインでおさまった。