カタール国

カタール国の国旗
首都ドーハ
言語アラビア語
人口1,409,000人(2008)
面積11,437km²

解説

アラビア半島からペルシャ湾に突き出した半島にある産油国。
日本人には1994年、この国の首都ドーハで行われたサッカーのワールドカップ・アジア予選での苦い思い出が忘れられない。
ロスタイムに追いつかれてW杯に出場できなかった。
イギリスの保護下にあった1930年代から、石油収入に大きく依存する国家運営。
この旗は1971年の独立時に国旗として制定されたが、もともとは古くから用いられていた旗。
かつてはアラビア半島のスルタンたちの間でしばしば用いられてきた赤旗だったが、染料がかんばしくなくてチョコレート色に変色したところ、むしろ他と識別がしやすいということから、1949年にそれがこの地方の色となったもの。
9つのノコギリ形は、この国を構成する9つの土侯国(現在は7土侯国)を表わしている。
この旗の公式の縦横比は11対28で、極端に横長の旗である。
通常は2:3ないし3:5くらいの縦横比の旗が用いられる。