セイシェル共和国

セイシェル共和国の国旗
首都ヴィクトリア
言語セーシェル・クレオール語、英語、フランス語
人口80,832人(2004)
面積455km²

解説

インド洋に浮かぶ115の島から成る国。古くはアラビア人、ついでポルトガル人などが立ち寄り、17世紀にはヨーロッパ系の海賊の巣窟となった。1740年ごろからフランス人の進出が目立ち、ルイ15世当時の1756年にフランス領となった。

国名は当時の大蔵大臣の名にちなんだもの。ナポレオン戦争時にイギリスに占領され、ウィーン会議でそれが公認された。美しい浜辺を持つ保養地として、近年、世界中から観光客がやってくるようになった。

“インド洋のハワイ”といわれる風光明媚さから観光に力を入れている。1976年に独立したが、1996年に、国家象徴法によってこのデザインの国旗に全面変更となった。

5色の三角形から成るデザインはほかにない。どの三角形も右に向かって拡大しているのは、未来への躍動を象徴している。

青は海と空、黄色は太陽、赤は国民の統一と勤勉さ、白は社会正義と調和、緑は大地と自然環境の保全を表している。