モザンビーク共和国

モザンビーク共和国の国旗
首都マプト
言語ポルトガル語
人口22,894,000人(2008)
面積801,590km²

解説

インド洋に臨むアフリカ南部の国。

1498年、インド航路を発見したバスコ・ダ・ガマが来航、1629年以来、ポルトガル領となる。

1975年の独立当時は、竿側の上隅を結合点とする4つの4色の3角形が並ぶ旗だったが、1983年に改定。

緑は農業を基本とする国づくりを、黒はアフリカ大陸とその諸国民の連帯を、黄色は鉱物資源の豊かさを、赤は植民地主義に対する闘争を表わす。

紋章のAK49銃は兵士を、鍬は農民を、書物は知識階級を象徴する。

星は社会主義圏との連帯を表明したもの。独立を導いたモザンビーク解放戦線(FLELIMO)が採択した旗だが、1989年に同戦線が社会主義を放棄、そのため社会主義色の濃いこの国旗が改定される可能性は高い。

国内では、銃、鍬、書物を取り除いた旗が用いられることが多くなっている。