赤道ギニア

赤道ギニアの国旗
首都マラボ
言語スペイン語(第一公用語)、フランス語(第二公用語)、ポルトガル語(第三公用語)
人口676,000人(2008)
面積28,051km²

解説

1968年、スペインから独立した当時はこの国旗だったが、1973~79年、すなわちヌゲマ大統領の独裁政治の時代には、中央の紋章がニワトリを描いたものだった。

1979年8月21日にこの国旗に戻った。

緑・白・赤の三色の縞に左側に青の三角形という基本的なデザインは独立以来変わっていない。

緑はこの国の天然資源とジャングル、青は本土と諸島をつないでいる海、白は平和、赤は独立への苦闘を象徴している。

中央の国章には、大陸部とビオコ島など5つの島を表す6つの星とパンヤノキ、そして国標から成る。

ビオコ島は1960年代後半、ビアフラ救援のための国際赤十字などの基地となったことで知られた。

パンヤノキはパンヤ科の落葉高木で、東南アジアが原産地。

葉は掌状複葉、果実は長い楕円形で熟すと五つに分裂して綿毛におおわれた多数の種子を散らす。

綿毛はカポックより短い。

種子から油をとる。

パンヤ・インドワタノキ・キワタなどと呼ばれ、カポックと誤称されることがある。

国の標語は「Unidad Paz Justicia (統一・平和・正義)」。スペイン語で綴られている。